リドル用語集

五十音順に並んでいます (英字・英単語についてはよみがなの五十音順です)。長音はア行の文字とみなしています。
文中の「業界用語」とは、リドルの問題文中や攻略掲示板でよく使われる用語を指します。


ASCIIコード、アスキーコード (ASCII code)
半角の英数字および主要記号を示す文字コード。参考 : IT用語辞典「ASCII文字コード」

アドレス書き換え、アドレスチェンジ
URL書き換え、URLチェンジ

穴倉、穴蔵
アナグラム

アナグラム (anagram)
文字を並べ替えて別の単語や文にする技法。dear ←→ read、astronomers ←→ no more stars など。
業界用語では「穴倉 / 穴蔵」とも。
英単語のアナグラムを調べる場合、「anagram generator」を検索してみるとアナグラム作成サイトがいろいろ出てきます。もちろん英語サイトなんですが()。

暗号 (cipher)
一般に暗号として知られているものや、本来暗号ではないけれどリドルでは暗号のように使用される表記法があります。
前者の例としてはシーザー暗号ビジュネル暗号などがあります。
後者の例としては点字モールス信号周期表などがあります。

リドルで「上」というと、ブラウザーのウィンドウ最上部またはタブに書いてあるタイトルや、アドレスバーに表示されるURLを指すことがあります。
ときどきそんなところにもヒントや答えが仕込んであるので、油断なさいませぬよう。

エッグページ (egg page)
問題のヒントや答えを、別のページに記載してあることがあります。この別ページのことを「エッグページ」といいます。業界用語では「卵」という呼称も使われます。
エッグページがある場合、その場所を示す手がかりはどこかに巧妙に隠されています。がんばって探してみましょう。

n進数
普通使っている数は10進数 (1桁の数が0~9の10個) ですが、この他に2進数 (1桁の数が0と1の2個) や16進数 (1桁の数が0~9およびA~Fの16個) などの数字表記法があります。
これを使った、数字表記法の変換による暗号が出題されることがあります。たとえば、10進数の64206を16進数に変換すると「FACE」となります。
Windowsでは付属の電卓で主要な数字表記法の間での変換ができます。その他、オンライン数値変換ツールもあったりします (一例)。
この記事の表題は「n進数」ですが、nに該当する数は別に2、10、16に限らず、理論的には2以上の整数なら何でもOKです。ただ、36(1桁の数が0~9およびA~Zの36個)を超えると、表記に使う文字に困ってしまいますが。

NTT
みかか

お手元
パソコンのキーボードを指す業界用語。

お持ち帰り
リドルの問題ページやエッグページにある何らかのデータファイルを自分のコンピューターに保存することを指す業界用語。
通常、お持ち帰りの対象となるのは画像ファイルです。その後でファイルを色々なツールでいじってみると、何らかの手がかりが見つかることも。

カエサル (Caesar)
古代ローマの武将・政治家。英語読みは「シーザー」。
キーワードとしてこの人の名前があがってきたら、「シーザー暗号」を疑ってみましょう。

元素周期表
周期表

古代ローマ
キーワードとして古代ローマがあがってきたら、「シーザー暗号」を疑ってみましょう。

シーザー暗号 (Caesar cipher, Caesarian cipher)
暗号の一種。英字文で使用します。参考 : ウィキペディア「シーザー暗号」
オンラインでシーザー暗号の作成・解読ができるサイトもあります。ただしほとんど英語です()。

画面よりもさらに下、パソコンのキーボードのことを指す場合があります。「お手元」も参照。

周期表 (periodic table)
理科の時間に見ましたよね。酸素とか水素とかの元素の一覧表です。参考 : ウィキペディア「周期表」
元素番号と元素記号を対応させる形式の暗号の解読に利用します。
例: 11, 8 → Na, O → Nao

16進数、十六進数 (hexadecimal, hex)
n進数

10進数、十進数 (decimal)
n進数

水兵
周期表の覚え方として「水兵リーベ僕の船…」という有名なフレーズがあります。
キーワードとして「水兵」が浮上したら、周期表を思い出してください。

セーラー、セーラー服
セーラー(sailor)は英語で水兵のことです。→ 「水兵」を参照

1337
リート (LEET)

ソルバー (solver)
リドル解答者のことを何らかのカタカナ用語で呼ぶ場合の呼称として私(鳳ナオ)が提唱する用語。
英語での意味は『英辞郎』の「solver」の項を参照。
リドラー」を解答者の意味で用いることは個人的には非推奨です。

エッグページ

調味料
HTMLのソースのことを業界用語で「調味料」と呼ぶことがあります。もちろん、source と sauce をひっかけたダジャレです。
HTMLのソースについては解き方説明の「HTML のソースを見る」を参照。

直列型 (serially-arranged type)
私 (鳳ナオ) が作った造語です。各問題を決められた順序 (問題1→問題2→問題3→ … など) に従って解かなければいけないスタイルのリドルを指します。
技術的に作るのが容易なので制作者にとっては便利ですが、解答者にとっては、途中の問題で挫折するとそこから先の全問題を放棄せざるを得なくなるため、やや不便です。
→ 「並列型」も参照

手元
お手元

点字 (Braille)
2列3段の合計6個の点 (つまり、サイコロの6の目のような配置の点) の組み合わせで表示します。参考 : ウィキペディア「点字」
リドルでは暗号の一種として使われることがあります。

2進数、二進数 (binary, bin)
n進数

ハッカー語
リート (LEET)

ビジュネル暗号、ヴィジュネル暗号 (Vigenere cipher)
暗号の一種。英字文で使用します。参考 : ウィキペディア「ヴィジュネル暗号」
高難易度をうたい文句にしたリドル以外では、使用をお勧めしません (私のリドルでは多分登場しません)。

並列型 (parallel-arranged type)
私 (鳳ナオ) が作った造語です。各問題を任意の順序で解くことができるスタイルのリドルを指します。
解答済みの問題と未解答の問題を Cookie により識別することで実現したスタイルです。
わからない問題を後回しにできるので解答者にとっては便利ですが、制作者には当然ながら一定程度の技術力が要求されます。
→ 「直列型」も参照

みかか
元々は「NTT」を指す言葉でした。パソコンでかな入力モードで「NTT」の各キーを押すと「みかか」と入力されることに由来します。
転じて、「日本語キーボードを対応表としてアルファベットとひらがなの変換を行うこと」(ウィキペディアより) を指すようになりました。

モールス信号、モールス符号 (Morse code)
トン (・) とツー (-) の2種類の信号で文字を表す表記法。参考 : ウィキペディア「モールス符号
リドルでは暗号の一種として使われることがあります。

持ち帰り
お持ち帰り

URL書き換え、URLチェンジ
URLを直接書き換えて別のページに移動する技法。代表的な直列型リドルです。通常は末尾のHTMLファイル名 (***.html、***.htm) を書き換えます。
海外製リドルでは答えをこの方式で入力するのが一般的です。
以前は日本製リドルでもこの方式での解答入力が一般的でしたが、最近は入力フォームを使ったozさんのリドル用テンプレートが普及しつつあります。

リート (LEET)
アルファベットを形の似た数字や記号などで表記する表記法です。「ハッカー語」とも呼ばれるそうです。たとえば「ISO」を「150」のように書きます。
ちなみに「LEET」という単語自体をリート表記すると「1337」などになります。
参考:ウィキペディア「Leet

リドラー (riddler)
日本語ではこの単語をリドル解答者の意味で使うことがあるようですが、英語の riddler は「謎をかける人」、つまり出題者の方です。
解答者の方は英語では solver または riddle solver というようです。
ソルバー」も参照。

リドル、リドルゲーム (riddle)
「リドル」の原義は「謎解き / なぞなぞ」。複数の謎解き問題が出題され、解答者が全問正解できれば終了です。
日本製のリドルでは問題数は10~15問程度が一般的なようですが、海外製のリドルでは何十問もあったり、後から問題を増設したりすることもあります。
ちなみに私は作る方も解く方も1作品あたり10問程度が限界 (笑)。

ローマ
キーワードとして「ローマ」があがってきたら、シーザー暗号、ローマ数字 (↓)、ローマ字のどれかである可能性が高いです。

ローマ数字
1, 2, 3, 4, 5... を I, II, III, IV, V... のように書く数字の表記法。参考 : ウィキペディア「ローマ数字」

割り箸
割り箸が入っている袋には「おてもと」と書いてあることがありますよね。
というわけで → お手元


「ナオのリドル 10 題シリーズ」トップに戻る



 ©Gran-Fénix.com --- Produced by Nao Fénix