ページ7 ◆ Camino de Santiago(サンティアゴの巡礼路)

サンティアゴ・デ・コンポステーラはスペイン北西部のガリシア州にある町です。
聖ヤコブ(サンティアゴ)が葬られていると言われ、エルサレム・ローマとならぶキリスト教三大聖地のひとつだそうです。
ピレネーからこの町への巡礼路はユネスコの世界文化遺産に登録されています。
巡礼者は聖ヤコブのシンボルであるホタテガイの貝殻をぶら下げて行くのが習慣だそうです。

ある日本のテレビ番組が、サンティアゴ・デ・コンポステーラの現地ガイド、コンチャ(Concha)さんにインタビューをしました。
コンチャさんも貝殻をぶら下げてインタビューに臨みました。

— どうもこんにちは。
「コンニチハー! ガイドのコンチャです。この貝殻もスペイン語でコンチャ(concha)ね」
— 日本語お上手ですね!
「ありがとうございます、Muchas gracias」
— 日本人観光客のガイドをなさっているんですよね。日本人観光客って多いですか?
「世界遺産に登録されてからいっぱい増えました。これ見てください」
— 何ですかこれ?
「巡礼に来る人が、名前と、どこから来たかを書いてくんです」
— 巡礼者の記帳ですね。どれどれ…あー確かにJapón(日本)って書いてる人結構いますね。
「おかげでいつも忙しいですヨー」
— よく見ると「Yamanashi, Japón」って書いている人がかなり多いんですけど。
「そうそう、ヤマナシ県のお客さんいっぱいいますよ」
— なんでですかね?
「一度ワタシもきいてみたんですよ」
— なんて言ってました?
「[ ? ]の人間だからね、って言ってましたけど、どういう意味ですか?」

では、[ ? ]にあてはまる語句を答えてください。


答え(ひらがな5文字):  

山梨県に関するちょっとした知識が必要です。
といっても、よく知られたことなので、検索は不要という人がほとんどでしょう。
あとは、文中のある単語に注目。
このインタビューは人名も内容も全部架空のものです。念のため。

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