リドルの解き方 : 基礎テクニック

リドルを解く方法。基本的には問題文を読んで自分の頭で答えをひねりだすものですが、中にはちょっとしたテクニックを要するものがあります。
そんなテクニックのうち、初心者が覚えておいたほうがよい、基本的なものをいくつかご紹介しましょう。


HTMLのソースを見る

HTMLのソースというのは、HTMLの構成を指示する設計書のようなもので、たとえば今ごらんのこのページもソースの設定に従って表示されています。
そのソースの中に、コメントが書き込まれていることがあります。
コメントはソースの中だけで表示され、HTMLページ上には表示されないので、ヒントを隠すにはうってつけなのです。

ソースの中で、<!----> の間にあるのがコメントです (中に改行が入っていることもあります)。たとえば、

 <!-- ここがコメント -->

ためしに、このページのソースを見てみましょう。Internet Explorerであれば、このページのどこかを右クリックして、[ソースの表示] をクリックすると、表示されます。
このページのソースのどこかに、コメントとして「ある数」を小数点以下7桁まで書いておきました。
練習として、その数を見つけてみてください。

なお、コメントの形をとっていても、実際にはスタイルシートや JavaScript などが記述されているだけで、リドルの解答とはまったく関係ない場合もあります。
また、ソース内ではコメント以外の場所に答えやヒントが隠されている場合もありますので、ご注意を。

ちなみに「ナオのリドル」の場合、コメント文が実はただのひとりごとで、ヒントでもなんでもない! ということもよくあります (笑)。


隠し文字を探す

どういうことかというと、文字の色を背景の色と同じにして、一見しただけでは見えないようにしてあることがあるのです。
これを見破るには、Windowsパソコンの場合は Ctrl + A キーを押すとわかります。
Internet Explorerの場合であれば、画面上部の [編集] メニューで [すべて選択] をクリックすると同じようになります。
ためしに、ここでやってみてください。★これが隠し文字! 見えましたか?★


隠しリンクを探す

ヒントページや次のページへ移動するためのリンクを、一見してもわかりにくいように仕込んである場合があります。
Windowsの場合、マウスポインタをリンクの上に移動すると指差しマークに変わるのでわかります (Macのことはわからないです)。
HTMLがわかる人なら、ソースを見てリンクが設定されている箇所 (「<a href=」から始まるタグがある場所) を探すというのも一手。
たとえば、下の「ABCDEFG」は一見ただの文字ですが、これをクリックすると・・・。
 ↓
ABCDEFG

この他、画像 (または画像の一部分) にリンクが設定されている場合もあります。


画像を確認する

画像の中に答えやヒントが仕込まれていることがあります。たとえば・・・

この画像の上にマウスポインタを置いてみてください。何か文章 (ツールチップといいます) が見えたら成功です。
ちなみにこの文章は、ソースではimgタグのtitle属性で設定しています。

また、画像のファイル名が答えやヒントになっていることがあります。
Windows版のInternet Explorerの場合、画像を右クリックしてから [プロパティ] をクリックすると、画像のURLが表示されます。
ファイル名はその末尾に記載されています (上の画像であれば「questionmark.gif」がファイル名です)。


フレームがないか確認する

これについては別ウィンドウで説明します。 → 説明ページ


隅から隅までよく読む

問題文だけじゃないですよ。ウィンドウ上部のタイトルバーに表示されるタイトルにも何か仕込んであったりします。まれにURLに答えやヒントが仕込んであることも。
それ以外にも、ページ (とソース) の隅から隅まで、どこにでもネタが仕込まれている可能性があるのでご注意を。


GoogleやWikipediaを使う

何らかの知識がないとわからない問題も多々あります。そういうときはGoogleやWikipediaでヒントがないか検索するのも有効。
ただ、どの検索語で検索すればよいかは、自分で考えなければいけません。
検索語 (またはそのヒント) は、通常は問題文の中にあるか、ここまでに書いたテクニックで隠されていますが、
時には「このくらいは常識でしょ?」という感じでまったく示されていないことも (笑)。

Googleの画像検索ページで、検索ボックスに画像をドラッグすると、その画像を検索してくれます。
ぜひ覚えておいてください。ただし私のリドルではあまり使うことはないと思います。


とにかく答えを入れてみる

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる (かもしれない)。特に、答えが複数通り思い浮かぶ場合は、とにかく何か入力してみる、というのも一手。
入れてもはずれるかもしれない、でも入れなきゃ絶対先には進めません!


とりあえず、基本的なテクニックをいくつか紹介しました。
最後の「GoogleやWikipediaを使う」は結構重要かも。

基本的なテクニックの類は他にもいくつかあるかもしれませんが、リドル作者としてはこれ以上はあまり明かせません (^^;)。
あと、リドルはあくまで問題文に秘められた謎を自分の頭で解き明かすもの。ここに書いたテクニックはあくまでその一助でしかないことは、忘れずに。

それでは、あなたのハッピー リドルライフを祈願しつつ、この辺で・・・

リドル用語集もあわせてごらんください。


「ナオのリドル 10 題シリーズ」トップに戻る



 ©Gran-Fénix.com --- Produced by Nao Fénix