ちょっと変わった視点からのイクメンのすすめ

最近、男性の育児参加(いわゆる「イクメン」)や家事分担を推進する声がよく聞かれます。
推進派は教育上の効果とか家族のつながりの強化といったあたりを根拠とすることが多いようです。
一方で、「男性と女性(父親と母親)じゃ役割が違う、男性がそんなことする必要はない」という声もまだ根強いようです。

私はちょっと違った形での推進派です。そんな私が唱えるイクメンのすすめとは…

核家族化が進んでいる昨今、育児や家事を手伝ってくれる人手はどうしても少なくなります。
普段は妻の方がやっているとしても、その妻が何らかの理由(出産とか病気とか)で活動がままならない状態になった場合、他にやってくれる人がいなければ当然夫が自分でやらなければいけなくなるのです。
つまり、そういう非常時に備えて最低限のことはできるようになっていないと、いざというときに困るのは夫です。

そして、いざというときにちゃんとできるようにしようとしても、普段からある程度慣らしていないと難しいです。
というわけで、夫は普段からそういう活動への参加が求められることになるのです。

普段の生活での育児・家事への参加は、いざというときのために困らないようにするための基礎訓練。
そんな視点で考えてみたら、「イクメン」って結構重要だと思うんですが、いかがでしょうか?