まずはじめに

さて、スペイン語というのはどんな言語なのでしょう。このページをご覧の方は、きっとスペイン語のことがほとんどわからない方だと思います。
では、簡単にご説明を。


<スペイン語って、どこの国で使われているの?>

まずスペイン。それから、中南米の大部分の国々です (ブラジルなど一部の国・地域を除く)。
アメリカでも、カリフォルニアやフロリダなど南辺の地域では、スペイン語を話す人も多いです。
詳しくは「スペイン語#話者分布」(Wikipedia)を参照してください。


<スペイン語はどこから来たの?>

スペイン語 (español) は、ローマ帝国で使われていたラテン語の口語体である「俗ラテン語」から派生した、いわゆる「ロマンス諸語」と呼ばれる言語のひとつで、ポルトガル語、フランス語、イタリア語などと近い言語です。
現在のスペインにあたる地域には、その昔は小さな王国が複数存在していましたが、その統一過程で中心的役割を果たしたカスティーリャ王国の言葉がスペインの標準言語となりました。これが現在のスペイン語です。
なお、現在のスペインでは、スペイン語の他にカタルーニャ語、バスク語、ガリシア語の 3言語が公用語として認められています。これらの言語との区別を強調する場合は、スペイン語のことを「カスティーリャ語 (castellano) 」と呼ぶこともあります。

【ロマンス諸語におけるスペイン語の位置づけ(一例)】 ロマンス諸語 ┬ イタロ・西ロマンス語 ┬ 西ロマンス語 ┬ イベロ・ロマンス語 ┬ スペイン語(カスティーリャ語)        │            │        │           │        │            │        │           └ ポルトガル語他        │            │        │        │            │        └ ガロ・ロマンス語など(フランス語他)        │            │        │            └ イタロ・ロマンス語など(イタリア語他)        │        └ 東ロマンス語(ルーマニア語他)


<スペイン語って、英語と似てる?>

単語の形についていえば、ラテン語起源の英単語とは似ていることも多いです。
 スペイン語 información → 英語 information
 スペイン語 terminar → 英語 terminate
でもそれ以外は似ていません。英語はロマンス諸語ではないので当然といえば当然です。
 スペイン語 hijo → 英語 son
 スペイン語 almohada → 英語 pillow
文法は似ている所もあるにはありますが、実はかなり違います。これはちょっと学習していけばすぐわかると思いますので、ここでは割愛。


<日本人にとって、スペイン語のなじみやすい点は?>


<では、なじみにくい点は?>


<スペイン語を学ぼうとする人は、まず最初に何をすべき?>

書店や図書館でスペイン語の辞書を見つけます。で、巻末の動詞活用表を見て、「動詞の活用」という壁の大きさを知り、覚悟を決めることが必要です。
ここで決意がゆらいだ方には、残念ながらスペイン語の学習はおすすめできません。
ただし、この「壁」はロマンス諸語全体に共通ですので、「スペイン語は無理そうだからフランス語にしてみようか」などのような、ロマンス諸語間での安易な転進はやめましょう。

…覚悟が決まった方は、いよいよスペイン語の世界の扉を開けてみましょう。